SICE CPS 共創塾 
オンライン開講!!

サイバーフィジカルシステム (CPS)

フィジカル空間とサイバー空間を適切につなぐ
CPS構築の考え方を体得する3日間のハンズオンセミナー

  • 日時: 2021 年9 月15 日(水),22 日(水),29 日(水) 
        いずれも16:00-18:00
      9 月17 日(金)にオフィスアワー(質問機会)を設定(任意参加)

  • 場所: オンライン(Zoom を使用予定)

  • 参加費(トライアルとして): 正会員(学生会員を含む)・賛助会員1万円,非会員3万円

  • 募集人数: 25名程度(学生会員は各グループ最大1名)

  • 主催: 計測自動制御学会 (SICE)


ハンズオンセミナーの概要

 デジタル化が進むこれからの世界では,サイバー空間とフィジカル空間を統合的に扱う CPS(サイバーフィジカルシステム)の考え方が重要となります.CPS を効果的に構築するためには,目的に応じてどの ようなデータを取得し,そのデータをどのように活用して将来を見通し,その見通しに基づいてど のような方策をとるのかという「計測・予測・制御」をシステムとして一体的に考えていくことが 不可欠です.
 本ハンズオンセミナーでは,新型感染症まん延拡大防止策の観点からグループワークを行い, 各グループで構築した感染拡大防止対策を参加者全員でレビューしていただきます. グループの構成は,参加者の業界や年齢,バックグラウンド等のバランスを考えて作ります. このセミナーを通じて,CPS 設計の基本的手続を,AI 等を用いたサイバー空間での情報処理のみでなく,フィジ カル空間とサイバー空間の界面における計測と制御の勘所を押さえながら,計測自動制御学会(SICE)ならではの 視点で体得していきます.

今回の題材は・・・

新型感染症拡大防止対策に見るCPS 構築の考え方
~あなたが○○だったらどのような方策をとりますか?~

○○には企業や行政の役職などを想定していただきます

実施内容

  • 1日目:共創塾の主旨説明(10 分)+レクチャーとワークの説明(60 分)+パネル討論(30 分)+グループワーク(20 分)
      ※まずCPS 構築の目的は何かを明確にします

  • 2日目:グループワーク(40 分)+全体討論(30 分)+グループワーク(50 分)
      ※1日目に決めた目的に応じて,必要な情報や課される制約を精査します

  • 3日目:グループワーク(40 分)+発表会(50 分)+全体討論(30 分)
      ※構築したCPS が合理的に運用されることを確認します

参加登録について

9月15日(水)からのズームオンラインワークショップ日本語版に 参加ご希望の場合には,9月3日(金)までに以下のどちらかの方法でお申込みください. 参加費の支払い方法は,申し込まれた方に別途連絡いたします.

  • Google Form の申し込みサイトにて必要事項を記載の上,送信してください.
  • Word形式の申込書をダウンロードし,必要事項を記載の上,こちらのメールアドレス宛へ送信(@マーク前後の"_"を宛先から削除してください).

確認後,ズームミーティングの詳細を9月8日(水)以降に送ります. 質問等はメールにて上記アドレス宛にお送りください.

補足事項

  • 本ワークショップで題材とする新型感染症は,あくまでCPSを理解するための 参加者の共通言語としての設定であり,新型感染症そのものを深く理解することを目的としていません.

  • 講師によるレクチャーは1日目のみになります.また,各ワークグループにはシニアメンターとポスドク・博士学生レベルの若手技術アドバイザーがつきます.

  • 各ワークグループは業界横断的に編成し,異なる視点から共創的に意見を出し合います.

  • 計測工学や制御工学の高度な事前知識は必須ではありません.

  • 今後も別の状況設定を題材にしたSICE共創塾(CPS共創塾を含む)を開催予定です.

SICE共創塾について

本会会誌「計測と制御」本年7月号の解説記事「新時代のSICEにおける人材共創と教育認定」(佐藤和也佐賀大学教授,本会教育・認定担当理事執筆)も参考にしてください.(閲覧には会員資格が必要です.)


主催: 計測自動制御学会 (SICE)